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第5回鯨資料室シンポジウム 「我が国の南氷洋捕鯨の変遷をたどる〜商業捕鯨から調査捕鯨へ〜」を開催しました

 平成24年10月6日(土)に下関市立大学本館I棟2階I−206教室において、「第5回鯨資料室シンポジウム」を開催いたしました。今回のシンポジウムでは、「我が国の南氷洋捕鯨の変遷をたどる〜商業捕鯨から調査捕鯨へ〜」と題し、4名の先生方による講演を行い、約70名の方々が参加しました。

 第1部は、本学地域共創センター委嘱研究員の岸本充弘氏の「中部利三郎漁場日誌にみる戦前の南氷洋捕鯨について」と題した報告で、昨年発見された中部利三郎氏による戦前の南氷洋の漁場日誌の一部を紹介しました。

 第2部は、毎年本学で行っている聞き取り調査を公開で行い、より多くの方に、南氷洋捕鯨について、知っていただきました。「我が国の商業捕鯨全盛期を回顧する」と題し、元捕鯨労組執行委員長の岡村昌幸氏、また、水産会社資料館前副館長の東芳次氏より、貴重なお話を聞くことができました。

 第3部は、公益財団法人下関海洋科学アカデミー鯨類研究室の室長であります石川創氏より、「調査捕鯨の現状とこれから」と題し、ご講演いただきました。 多くの質問が飛び交い、有意義な講演となりました。
 
  今後も、シンポジウムやパネル展などを通じて、本学資料室が取り組んでいる研究や資料収集の成果等を市民の皆様に対して公表していきたいと思っています。
 

鯨資料室シンポジウムの様子1 鯨資料室シンポジウムの様子2
岸本充弘氏
(下関市立大学地域共創センター委嘱研究員)
東芳次氏(水産会社資料館前副館長)
岡村昌幸氏(元捕鯨労組執行委員長)
 岸本充弘氏            ※左より
鯨資料室シンポジウムの様子3 鯨資料室シンポジウムの様子4
石川創氏
(下関海洋科学アカデミー 鯨類研究室 室長)
多くの市民の皆さまにお越しいただきました。

[掲載日:2012.10.11]

【お問い合わせ先】
公立大学法人下関市立大学
事務局経営企画グループ地域共創班
TEL.083-254-8613 / FAX.083-253-1622

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